放射能を浴びたⅩ年後2

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1954年、太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカによって行われた6回の水爆実験。人の記憶に残っているのは焼津のマグロ漁船「第5福竜丸」が被ばくした。 実は、この海域は豊かなマグロの漁場で、当時1000隻もの船がアメリカの設定していた危険水域外で、操業していた。その3分の1が私が乗っていた高知県のマグロ漁船だった。 乗組員は大量の死の灰を全身に浴び、30代、40代の若さで白血病やガンを発病し、次々と亡くなった。 アメリカ政府は、反核、反米運動に転化することを恐れ、賠償金ではなく見舞金として200万ドル(7億2000万円)を支払うことで、強引に幕引きを日本政府に迫った。 事件のカギを握る船長の航海記録を隠蔽し、乗組員や遺族は被ばく者というレッテルを嫌い、みんな口をつぐみ、真相は長年謎のままに…。 「この事件を福竜丸だけに矮小化してはならない」 そんな思いから、愛媛県、南海放送のディレクター伊藤英明さんが、船員たちの消息、日本とアメリカの機密文書、日本本土の汚染実態など真相を究明した。8年に及ぶ取材の集大成として2012年に「放射能を浴びたⅩ年後」を映画化。 全国で200回以上も上映され、キネマ旬報ベストテン、ギャラクシー賞はじめ,数々のドキメンタリー賞を受賞。 さらに、高知県室戸市を中心に3年間継続取材し、「放射能を浴びたⅩ年後2」が完成。2015年11月、東京、愛媛で公開が決定しました。

東京:ポレポレ東中野(中野区東中野4-4-1/TEL:03-3371―0088)
11月21日(土)~初日3日間+トークイベント多数開催予定!

愛媛:シネマサンシャイン大街道(松山市大街道1-5-10/TEL:089―933-6677) 11月7日(土)~11月20日(金)2日目監督トークあり!
公式サイト:http://x311.info