外食チェーン店不振

 すかいらーくやロイヤルホストの大型ファミリーレストランが登場したのは1970年。続いて、マクドナルド、吉野家、ミスタードーナツなど外食チェーン店が次々と出店。1980年には、つぼ八、村さ来、天狗などのフランチャイズ形式の居酒屋チェーン店がオープンした。

 その人気は、大量一括仕入れによる低価格、全国的に有名という安心感、全店マニュアル化した同一サービス、など。高度成長期からバブル期に乗って、出店すればどこの店も繁盛し、外食チェーン店は全国に規模を広げていった。  その.影響で、長年地元の人たちが通っていた町の洋食屋、喫茶店、小料理屋、大衆食堂などが次々と、閉店に追い込まれていった。

 駅前、繁華街、国道沿いなどに乱立する大型外食チェーンもここ数年デフレの影響を受け、3年連続で客数が減少し店舗の閉鎖が相次いでいる…と日経ビジネス(5月16日号)の記事を目にした。編集部が読者1330人に調査した結果、外食チェーン店に行かないと答えた人は約半数近くの45%。その理由は●美味しくないから●メニューに飽きた●新鮮味がない●おしゃれでないから、などをあげている。どの店でも同じメニューを食べられる安心感、マニュアル基準された接客などのチェーン店の強みが裏目に出て、客離れを招いているというのである。  対照的に店は小規模でも店主のパワーが感じられる個性的な専門店に客足が集まっている。美味しさ、楽しさ、珍しさ、そして感動!いま消費者が店に何を求めているのか。飲食店の競争が激化するいま、新規出店するも3年以内に廃業する店がなんと7割もあるという。10年以上で老舗といわれたが、いまは3年で老舗というらしい DSC_0119